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車いすユーザーの夏の蒸れ対策

  • 執筆者の写真: Luce Peer
    Luce Peer
  • 2024年5月20日
  • 読了時間: 2分



今年も暑い季節がやってきます。

車いすユーザーにとっては座面の部分が蒸れる季節でもあります。



衣服がべちゃべちゃになってイヤですよね。

「送風シート」や「シートクーラー」で検索するとファンの付いたシートが出てきますが、ベビーカー用は形状が車いすと合わなかったり、自動車のシートに置くタイプは幅が45cm程度あり標準的な車いすより大きかったりします。

車いす用もあるのですが、少々お値段が張りますし、車いすの構造によっては安全な位置にファンが来ない場合もあります。

また、私の場合は厚みがあるものを座面に敷くとバランスが変わって座りに影響してしまいます。

丁度いいサイズがあって、座位に影響がなければ涼しそうでいいなぁと思うのですが。


私が行き着いたのが、吸汗速乾素材の枕カバー(枕パッド)です!座面の幅とジャストフィット。

枕に取り付けるための紐やゴムが邪魔な場合はハサミで切ってしまえば大丈夫です。

さらに、吸汗速乾の下にペットシートの薄型ワイドを敷くと湿気も吸収され、座面が湿気ません。

車いすクッションのカバーは洗濯ができても、なかなか乾かなかったり、カバーなしでは使用できなかったり…洗濯のタイミングが難しいです。

ペットシートだと使い捨てもできますし、枕カバー自体も洗い替えを用意しておけば気軽に交換できます。


ただ、吸汗速乾素材は少し滑りがいいので、人によってはおしりが滑ってしまうかもしれません。また、接触冷感機能がついていることが多く、ひんやりとしてトイレに影響してしまう人もいるかもしれません。合う、合わないは確認してくださいね。


この方法はすごく涼しいというわけではないですが、汗でびちゃっとなる不快感は軽減されます。

今年の夏も暑いようなので、少しでも快適に過ごしたいですね。


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